2013年11月23日(土) 新嘗祭(外宮)奉幣の儀 2013 (車、徒歩)
今年も新嘗祭の奉幣の儀を奉拝するために外宮へ向かった。
外宮に到着すると、朝の7時前なのに駐車場待ちの列が出来ていた。
別の駐車場は待ちもなく空いていたのでそちらへ車を駐めると北御門口へ向かった。まずは手水舎で心身を清め、北御門参道から御正宮へと向かった。
「奉幣の儀」の参進がそろそろ始まるのだろう。参道の至る所には神宮衛士の姿がありなかには急ぎ足で持ち場へ向かう姿も・・。
そして、報鼓が打たれると
参進が開始された。
御正宮は新宮へ移られたことにより参道が長くなり、今回の撮影ポイントからは第一鳥居付近での修祓がほとんど見えなかった。神宮衛士に先導された参進が近づいてきた。
天皇陛下から奉奠された幣帛が納められた辛櫃と勅使一行に続き、
勅使の後ろには、祭主である池田厚子さん、大宮司、少宮司、多くの神職が続いた。
多数の神職が浅沓で玉砂利を踏む音が心地よい。その様子は次の動画にて
【動画】 新嘗祭(外宮)奉幣の儀の参進
(1分29秒 22.1MByte)
全奉仕員が板垣南御門へ・・・。
参進が外玉垣南御門へ進む後姿に頭を垂れる神宮衛士。
この後、外玉垣南御門は参拝場所へと早変わりして、待機していた参拝者がなだれ込んだ。私もしばらく儀式を奉拝していたが、四丈殿から幣帛が御正宮の内院へと運び入れられると共に多賀宮への幣帛が辛櫃にて運び出されたのでその様子を追うことにした。
板垣南御門の前にて待機していると
外玉垣南御門の御幌が開けられると多賀宮への幣帛が納められた辛櫃が運び出された。
別宮遥拝所の先で左へ折れると
別宮への参道を進み、
突き当たりの石階を登った。
その後に続き石階を登ると参拝者の列ができていた。列の先へ進むわけにもいかないのでその列の後尾に列んだ。途中でパチリ。
多賀宮にてお参りを終え、参道を戻ると御池をパチリ。
三ツ石の辺りまで戻ると、三ツ石は相変らず人気である。
御正宮へ戻ると
御正宮での奉幣の儀はまだ続けられていた。
今日は大台町にて、宮川流域案内人とともに「紅葉の粟生頭首湖遊覧と熊野古道散策ハイキング」に参加する予定があるので、ここで外宮を後にすることにした。
古殿地の前を通過し、
大庭に祭られている四至神にお参りしてから神楽殿の前を通り過ぎようとしたところ
菊が目に入ったので、近づいてパチリ。献納された菊花だった。
表参道から第一鳥居をくぐり
手水舎の前でパチリ。右手から差し込む太陽の光が眩しかった。
火除橋の前で振り返ってパチリ。
火除橋を渡る際、右手に見えるせんぐう館の窓ガラスが視界に入った。
ズームでパチリ。
火除橋を渡ると表衛士見張所の前にはこの立札。
昇り始めた太陽を背に感じながら
宮域を出ようとするとこの幟
少しだけ外宮参道の様子を伺おうと外宮前交差点の横断歩道を渡っていると女性二名が停車しているバスへと駆け込んだ。間に合って良かった。
外宮参道へ視線を送るとこの先もシャッターがしまっていた。まだ目覚めていない様子だったので、大人しく大台町へ向かうことにした。
外宮前交差点へと戻り、
信号待ちの際に伊勢市観光案内所をパチリ。
横断歩道を渡ると表参道口から右手方向へ進み、
北御門口に到着。
その片隅では「紅葉の撮影会?」が始まっていた。
【参考】 過去三年間の新嘗祭奉拝の記録
【 20131123 の記録 】
- 新嘗祭(外宮)奉幣の儀 2013
- 紅葉の長原神社(度会町長原)
- 新嘗祭を前にした野原神社(七保神社)(大紀町野原)
- 粟生頭首湖の遊覧と頭首工周辺の散策(大台町粟生)
- 熊野古道散策(粟生頭首工〜三ツ谷池)
- 熊野古道散策(三ツ谷池〜紀勢自動車道 奥伊勢PA〜粟生頭首工)
- 紅葉の順禮手引観音(柳原観音) 千福寺(大台町柳原)